2019-02-28 無明(むみょう) 仏教 無明(むみょう、avidya)とは、仏教用語で、無知のこと。また真理に暗いこと、智慧の光に照らされていない状態をいう。 法性(ほっしょう)に対する言葉である。この概念は、形而上学的な世界の性質、とりわけ世界について無常(アニッチャ)および無我(アナッター)であることの教義についての無知、 誤解を指す 。それは苦(ドゥッカ)の根源であり、最初の因縁の輪に結びつき、繰り返す転生の始まりとなる。無明は仏教の教えの中で、様々な文脈での無知・誤解として取り上げられている。